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iDecoは活用しないと損!自分で育てる確定拠出年金【メリット+始め方】

「iDecoは活用しないと損!自分で育てる確定拠出年金【メリット+始め方】」のイメージ画像。iDeCoロゴの周りに、硬貨、グラフ、電卓が置かれている。それらを背景に、記事タイトルが表示されている。

iDeCoは利用した方がいいと聞きます。利用したほうがよいのですか?

非常に節税効果が高いので、活用しないともったいないです!

老後資金が心配な人は、間違いなく利用した方がいいでしょう。

記事を読めばiDeCoの仕組みと、いかにお得かが、わかるようになります♪

ミヤビ屋

記事の信頼性を表す画像。ミヤビ屋ブログ管理人ミヤビ屋のアイコンと紹介を表示している。
ミヤビ屋 @miyabiya_gimlet

iDeCoは節税効果が大きい!活用しないと大損…

沢山のコインが無造作に置かれている。その後ろに積み木が置かれ、その上に男性が立っている。

iDeCoには、さまざまな税制上の優遇措置が用意されています。

通常の貯蓄や投資では得られない、高い節税効果が期待できるでしょう。

基本的に、誰でも利用ができる制度であるため、活用しないと大きな損です。

上手く利用して、あなたの老後資金をお得に貯めましょう♪

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?

iDeCoとは、個人型確定拠出年金のことです。

老後資金を用意するために、税金の優遇を受けながら、毎月資金を積み立てていきます

確定拠出年金には、企業型個人型があり、iDeCoは個人型の愛称です。

英語では、「individual-type Defined Contribution pension plan」となり、イニシャルから略してiDeCoと名付けられました。

企業型が、会社が掛け金を負担するのに対して、iDeCoは個人で掛け金を支払います

iDeCoは自分で年金を育てる制度

iDeCoは、さまざまな金融商品へ投資をして、資産を運用していきます。

積立金を、どの投資先運用するのかを決めて、資産を形成していくわけです。

自分で決定し、自分で育てていく年金、それがiDeCoになります。

所得控除が最大のお得ポイント

税制上の優遇措置があると、説明してきましたが、最大のお得ポイントは所得控除ができるところでしょう。

所得税・住民税は、所得に税率をかけて決定されます。

所得は、収入から所得控除を差し引いた金額です。

つまり、同じ収入でも所得控除が多いほど所得が減り、所得税・住民税も減額されます。

ポイント

所得税・住民税=所得×税率

所得=収入-所得控除

iDeCoのメリットとデメリット

「MERIT」と「DEMERIT」を男性が人差し指を立て、天秤のように支えている。

大切な老後のための資産運用

お金に関わることであるため、メリットデメリットを知っておくべきです!

できるだけカンタンに、わかりやすく説明していきます。

iDeCoのメリット

iDeCoは得!」、「始めた方がいい♪

などど、よく聞くと思います。

具体的に何がいいのか?

その疑問を解消していきましょう。

メリット1:積立時の掛金が全額所得控除!

毎月の掛金である、積立金の全額を所得控除することができます。

年末調整確定申告の際に、課税対象となる所得から、iDeCoの掛金を控除できます。

投資したお金の全額が、控除対象となるのは非常に大きな節税効果を持ちます。

貯金通常の投資では受けることができない恩恵です。

メリット2:運用時の利益が非課税!

通常の投資では、利益に対して20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかります。

しかし、iDeCoで資産運用している金融商品の、売買益や利息などには税金がかかりません

本来、税金として差し引かれていた分のお金を、再度運用に回すことができるわけです。

利益をそのままの額面で受け取れることは、効率の良い運用につながります。

再投資により、複利効果も大きくなることでしょう。

メリット3:受取時の受け取り金の一定額が非課税!

積み立てたお金を受け取る際に、一括で受け取る場合は「退職所得控除」分割で受け取る場合は「公的年金等控除」適用されます。

所得から控除できるため、税金負担が少なくなります。

退職金と年金は、最も税金がかからないため、同じ扱いで積み立てたお金が受け取れるのは、かなりお得です。

メリット4:月額5,000円から掛金を設定できる

iDeCoの掛金は、月5,000円から1,000円単位で設定できます。

自分自身経済状況に合わせて、設定することが可能です。

掛金の変更は、年に1回だけ変更が行えます。

ムリのない資産運用に、見直すのもいいでしょう。

メリット5:低コストの厳選された金融商品が豊富

通常の投資信託では、購入手数料と管理・運用の手数料を信託報酬として支払います。

しかし、iDeCoでは、ほとんどの投資信託で購入手数料がかかりません

また、信託報酬一般販売されている投資信託より、安いものが厳選されています。

どれを選んだらいいのか?」、「損をしたら嫌だ!

という理由から踏み出せない人も、低コスト、低リスクの商品ばかりなため選択しやすくなっています

元本割れが気になる方は、元本確保商品である、定期預金などを選ぶと良いでしょう。

メリット6:資産運用により受取金額が増やせる

投資信託などの運用では、投資信託の基準価額の増減により損益が発生します。

期待以上の収益が得られれば、老後に受け取る金額は増えるでしょう。

iDeCoのデメリット

iDeCoは、税制優遇を受けながら、資産運用ができる優れた制度です。

ですが、デメリットもあります

デメリットも、理解したうえで判断をしていきましょう。

デメリット1:加入時運用時に手数料がかかる

iDeCo加入時や、運用中移管時などに手数料がかかります

iDeCoの手数料は、口座を開いた証券会社に支払う手数料と、iDeCoの統括機関である国民年金基金連合会に支払う手数料2種類です。

口座開設の手数料は、各証券会社で金額が異なります

一方の、国民年金基金連合会に支払う手数料(2,829円)は、どこで口座を開設しても均一です。

デメリット2:原則60歳まで引き出すことができない

iDeCoで積み立てた掛け金は、原則として60歳まで引き出せません

急にお金が必要となった場合に、iDeCoの積立金をあてにすることはできないでしょう。

万が一、本人が障害を負った、または亡くなった場合は、その時点での時価評価額で受け取ることが可能です。

これは、条件が限定的なため、引き出せないものと考えておいた方がよいでしょう。

引き出せないことが、懸念事項の場合NISAでの運用を検討するのもよいでしょう。

NISAであれば、引き出しに対する制限はありません。

デメリット3:資産運用により元本割れの可能性がある

メリットで挙げた、資産運用の結果により、受取金額が増やせるという内容の逆のパターンです。

変動商品である投資信託では、基準価額の増減により元本割れのリスクもあります。

iDeCoを活用するとどれぐらいの節税効果があるのか?

TAXと書かれた長方形を、ハサミでカットしようとしている。それらが黒板に書かれている。

実際に、どの程度の節税効果が得られるのかを、ケース毎にシミュレーションしてみます。

基本条件は、以下で設定をします。

シミュレーションの基本設定

  • 年齢30歳
  • 年収400万円(専業主婦・主夫は0円)
  • 毎月の掛金額は上限
  • 運用利率5%(リスク承知の積極的運用)

自営業(第1号被保険者)のケース

  • 年収:400万円
  • 毎月の積立金額:68,000円
  • 積立期間:30年

年収 4,000,000円
毎月の積立額(限度額) 68,000円
積立期間 30年
運用利率 5%
【積立時】30年間の節税額 7,344,000円
【積立時】1年間の節税額 244,800円
【運用時】運用益の節税額 6,422,717円
積立元金 24,480,000円
運用益 32,113,587円
合計金額 56,593,587円

24,480,000円積み立てると、6,422,717円の節税効果もあり、56,593,587円になる計算

会社員(第2号被保険者)のケース

  • 年収:400万円
  • 毎月の積立金額:23,000円
  • 積立期間:30年

年収 4,000,000円
毎月の積立額(限度額) 23,000円
積立期間 30年
運用利率 5%
【積立時】30年間の節税額 1,242,000円
【積立時】1年間の節税額 41,400円
【運用時】運用益の節税額 2,172,390円
積立元金 8,280,000円
運用益 10,861,949円
合計金額 19,141,949円

8,280,000円積み立てると、2,172,390円の節税効果もあり、19,141,949円になる計算

公務員(共済組合員)のケース

  • 年収:400万円
  • 毎月の積立金額:12,000円
  • 積立期間:30年

年収 4,000,000円
毎月の積立額(限度額) 12,000円
積立期間 30年
運用利率 5%
【積立時】30年間の節税額 648,000円
【積立時】1年間の節税額 21,600円
【運用時】運用益の節税額 1,133,421円
積立元金 4,320,000円
運用益 5,667,104円
合計金額 9,987,104円

4,320,000円積み立てると、1,133,421円の節税効果もあり、9,987,104円になる計算

専業主婦、主夫(第3号被保険者)のケース

  • 年収:0万円
  • 毎月の積立金額:23,000円
  • 積立期間:30年

年収 0円
毎月の積立額(限度額) 23,000円
積立期間 30年
運用利率 5%
【積立時】30年間の節税額 0円
【積立時】1年間の節税額 0円
【運用時】運用益の節税額 2,172,390円
積立元金 8,280,000円
運用益 10,861,949円
合計金額 19,141,949円

8,280,000円積み立てると、2,172,390円の節税効果もあり、19,141,949円になる計算

iDeCoの始め方

額の中にiDeCoが入れられ、その前に人差し指を立てた男性が立っている。

実際にどのように始めるのかも紹介します。

iDeCoを始める手順

  1. 証券会社で口座を開設する
  2. 証券会社iDeCo口座を開設する
  3. 運用開始

iDeCoを開設することができる金融機関は、証券会社銀行保険会社などがあります。

開設をするならば、ネット証券会社が圧倒的にオススメです!

店舗と人員に対するコストを削減しているため、手数料などのコストも安くなっています

長期間運用するのであれば、費用をおさえ投資効率を上げた方がお得です♪

証券会社で総合口座を開設する

証券会社に総合口座を開きます。

オススメのネット証券会社で、iDeCoの取り扱いがある証券会社をいくつか紹介します。

\創業100年の松井証券では運営管理手数料がずっと0円♪/

松井証券【つみたてNISA】

インターネットでお得に取引!松井証券

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マネックス証券

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SBI証券で口座開設(無料)/国内株式個人取引シェアNo.1

証券会社でiDeCo口座を開設する

総合口座を開設した証券会社で、iDeCo口座を開設する手続きをします

各会社とも、ネット経由で申し込みが可能です。

申し込むと書類が郵送されてくるので、記入し返送します。

必要な物用意して待ちましょう。

iDeCo開設に必要なもの

  • 年金手帳基礎年金番号
  • 通帳またはキャッシュカード口座番号
  • 銀行届出印

iDeCo口座が開設されたら運用スタート

書類の返送から1カ月程度で、iDeCo口座が開設されます。

手元に、口座番号とパスワードが届くので大切に保管してください。

証券会社ホームページへログインをして、自分の専用ページへアクセスします。

掛金、投資商品を決めたら、資産運用スタートです。

まとめ

  • iDeCoとは、税制優遇を受けながら資金を積み立てる個人型確定拠出年金のこと。
  • 3つの税制優遇!①積立時の掛金が非課税②運用時の利益が非課税③受取時の受取金が一部非課税
  • 取り扱い金融商品が、低コスト低リスクのものばかりで選びやすい!
  • 原則60歳までは、引き出すことができない。
  • 資産運用により、受取金額増えることもある減る可能性もある
  • iDeCoデメリットもあるが、補って余りあるメリットが盛りだくさん!
  • iDeCo口座を解説する場合、手数料の安いネット証券口座がオススメ!

iDeCo活用すると、お得に資産形成ができることがわかったと思います!

ミヤビ屋

利用しないのは、もったいないですね!

ネット証券で始めてみます♪

デメリットもありますが節税効果で得られるお得は大きいです。

長期にわたり運用することで、元本割れのリスクは大きく下げることができます

若い人ほど、活用することをオススメします!

一緒に、豊かな老後に備えましょう♪

ミヤビ屋

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