『三菱ケミカルホールディングス』の株式は買い時ですか?
『三菱ケミカルホールディングス』の株は、2022年1月時点では買い時とは言えません。
化学銘柄のため景気に左右されやすく、世界経済の影響も受けやすいです。
コロナで落ち込んだ景気が回復する見込みが見えはじめてからでも遅くはないでしょう。
高配当銘柄を長期運用する目的で購入するには手の届きやすい価格です。
- 「株価の推移状況」
- 「株価が暴落した原因」
- 「今後の見通し」
を説明します。
【目次】 クリックで該当箇所へ移動!
急上昇していた三菱ケミカルホールディングスの株価が暴落!
『三菱ケミカルホールディングス』は、コロナショックと呼ばれる株価の下落までは、売上・純利益ともにゆるやかながら右肩上がりでした。
しかし、米中の貿易摩擦、円高により2018年頃から徐々に業績の悪化が始まっています。
貿易摩擦による、米中の関税の追加、原油価格の値上がりによる原材料費の上昇が大きな原因です。
『三菱ケミカルホールディングス』だけでなく、化学関連全般で下落しはじめているため、化学関連銘柄にとっては厳しい状況だったことがわかります。
三菱ケミカルホールディングスの株価暴落は何が原因?
『三菱ケミカルホールディングス』の株価急落の原因は、大きく3つが原因です。
- 2017年後半~2018年にかけての原油相場の上昇
- 米中貿易摩擦による石油化学商品の需要減
- 新型コロナウイルスの拡大による世界経済の悪化
2017年後半~2018年にかけての原油相場の上昇
化学商品は、原油を使って商品を作ります。
原油が上がると、原価に転嫁され商品の単価が上がります。
単価が上がると、購入されにくくなり需要が減っていきます。
結果的に、売上高の減少により減益へとつながります。
米中貿易摩擦による石油化学商品の需要減
2018年に、米中の貿易摩擦が発生しました。
当時アメリカ大統領であったトランプ大統領が、中国製品に追加の関税をかける事を発表しました。
中国の機械関連株が売りに出され、待っていたのは売りが売りを呼ぶ展開でした。
対岸の火事ではなく、日本の石油化学メーカーも厳しい立ち位置に立たされてしまいました。
新型コロナウイルスの拡大による世界経済の悪化
石油化学銘柄は、景気敏感株と言われるくらい世界経済の影響を受けやすい銘柄です。
新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の悪化、需要の減少の煽りを思い切り受けてしまいました。
景気の悪化が引き金となり、世界経済にブレーキがかかってしまったわけです。
三菱ケミカルホールディングスの暴落した株価の今後の見通しは?
様々な要因で暴落してしまった、『三菱ケミカルホールディングス』の今後の株価見通しは、「2022年度はやや上昇してくる?」可能性があります。
景気敏感株であるため、コロナが収束に向かった場合、日本経済や世界経済が上昇に転じる可能性があります。
あくまで可能性なので、違う流れで進むことも大いにありえます。
- 景気が上向きになり、株価が上昇に転じる!
- 新型コロナウイルスが再度広がり悪化する!
世界経済が悪化するようであれば、もう少し下落するという見方もあります。
株式取得はせずに様子見しつつ、景気回復局面に転じたところで買う選択も有効です。
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まとめ
- 『三菱ケミカルホールディングス』の株価は、2018年から下落している。
- 石油化学銘柄は景気敏感株とよばれ、景気に大きな影響を受ける。
- 景気回復局面になれば、株価の上向きが期待できる。
- 高配当株なため長期保有するにはよい銘柄だと考えられる。
- 化学大手4社(『三菱ケミカル』、『旭化成』、『住友化学』、『三井化学』)で比較すると割安な株価。
新型コロナウイルスの影響で、厳しい状況となっています。
コロナが収束して景気が上向きになれば、上昇が期待できる銘柄になると思います。
株価を注意深く確認し、景気が上向いた時にしっかり保有していきたいですね!
景気が上向きになるのを待つのも選択の1つです。
長期で保有することが可能なら、割安なタイミングで購入しておき保有し続けるのも選択としてはアリです。
高配当株なため配当狙いもオススメです。
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