FXの空売りとは、どういう意味ですか?
金利はどの程度発生するのでしょうか?
FXの空売りとは、通貨ペアの取引において「売り」から入るという意味です。
FXのポジションは日をまたぐごとに「スワップポイント(スワップ金利)」と呼ばれるものが発生します。
FXの空売りの意味と、スワップポイントについて説明します。
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FXの空売りとは?
FXの空売りとは、ある通貨ペアで取引をする際に「売り」から入る取引のことです。
現時点で保有していない為替通貨に対して、後日買い戻すことを前提に先に売る取引形態です。
空売りを別の言い方で、「売る」や「売りから入る」、「ショート(short)する」、「short」を略して「Sする」といった表現をすることもあります。
言い方は違いますが、同じ意味なので覚えておきましょう。
FXの空売りで金利が発生する理由
FXで通貨ペアのポジションを保有した際、ポジションを翌日以降へ持ち越し(ロールオーバー)することによって、1日ごとに「スワップポイント」が発生します。
「スワップポイント」は、「金利差調整分」、「スワップ金利」などとも呼ばれます。
通貨ペアの2ヵ国間の金利差のことを意味します。
スワップポイントは、トレーダーにとって利益になる「プラススワップ」と、コストとなる「マイナススワップ」があります。
どちらの金利が発生するのかには注意が必要です。
FXで取引される各通貨には、通貨を取り扱う国ごとに設定された「政策金利」があります。
政策金利の一例を以下に挙げます。
- 日本=-0.10%
- アメリカ=0.25%
- 欧州=0.00%
(2021年11月時点)
「スワップポイント」の基本として、金利の高い通貨を買って、金利の安い通貨を売ったポジションには、「プラススワップ」として金利差分のスワップポイントが支払われます。
逆に、金利の安い通貨を買って、金利の高い通貨を売ったポジションには、「マイナススワップ」として金利差分のスワップポイントを支払わなければなりません。
スワップポイントの考え方
- 【プラススワップ】 金利の高い通貨を買う。金利の安い通貨を売る。 ⇒ スワップポイントが支払われる。
- 【マイナススワップ】 金利の安い通貨を買う。金利の高い通貨を売る。 ⇒ スワップポイントを支払う。
先ほどの政策金利の場合で考えてみましょう。
例:ドル円で取引した場合
買いポジション(ドル買い/円売り)にはプラススワップが発生します。
売りポジション(ドル売り/円買い)にはマイナススワップが発生します。
例:ユーロドルで取引した場合
買いポジション(ユーロ買い/ドル売り)にはマイナススワップが発生します。
売りポジション(ユーロ売り/ドル買い)にはプラススワップが発生します。
スワップポイントの設定額は、FX会社ごとに異なるため注意しましょう。
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FXの空売りで金利を発生しないようにするには?
スワップポイント(スワップ金利)は、ポジションを当日から翌日にロールオーバーした際に発生します。
スワップポイントが決定するタイミングは、FX会社ごとにわずかな違いはありますが、基本的にはニューヨーク市場のクローズ時間になります。
1日の考え方は、当日のニューヨーク市場クローズ時間である日本時間の朝6時(サマータイムだと朝5時)から、翌日のオーストラリア市場オープン時間の日本時間の朝7時(サマータイムだと6時)までを1日として考えます。
つまり、翌日の日本時間の朝7時(サマータイムだと6時)にかけてロールオーバーした場合に付与されます。
各会社のスワップポイント付与時間前にポジションを決済してしまえば、スワップポイントは発生しません。
FXの空売りと上手く付き合う方法
FXの魅力は、「買い」からも「売り」からも取引ができるところです。
対象となる通貨ペアが下落基調にあるときや、下落の兆候が見られたときに空売りを仕掛ければ利益をあげることが可能です。
注意するべき点は、日を跨いでポジションを持つ場合は「スワップポイント(スワップ金利)」です。
1日ごとに発生するスワップポイントは微々たるものですが、積み重なれば軽視できないほどの利益、もしくはコストとなります。
中長期目線で空売りのポジションを持つ場合は、ポジションに対するスワップポイントがプラスかマイナスかどうか。
マイナスであれば、コストに対してどの程度リターンが見込めるかを考慮してトレード戦略を立てる必要があります。
FX会社ごとのスワップポイントを比較し、有利な条件のところで取引をするのがオススメです。
合わせてスワップポイントの計算の元になる、各国の政策金利に関する動向もチェックするようにしましょう。
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まとめ
- FXの空売りとは、通貨ペアを取引する際に「売り」から入ること。
- FXでは、ポジションを翌日以降に持ち越す場合、1日ごとに「スワップポイント(スワップ金利)」が発生する。
- 「スワップポイント」とは通貨ペアの2ヵ国間の金利差のこと。
- トレーダーにとって利益となる「プラススワップ」と、コストとなる「マイナススワップ」がある。
FXの空売りや、スワップポイントについてわかったと思います。
プラススワップの通貨ペアを選択すれば、利益が上乗せされます。
上手く空売りをすれば、損失のカバーに繋がりそうですね!
マイナススワップの通貨ペアの場合は、立ち回りに注意しましょう。
その日のうちに決済するか、利益が見込めそうな場合は積極的な戦略をとるのも良いでしょう。
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