初心者に向いているのは、「アパート一棟」・「ワンルームマンション」、どっちだろう?
リスクを抑えて初心者が始めるなら、オススメはワンルームマンション投資です!
それぞれ、どのような投資なのかと、なぜオススメなのかを解説していきます!
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【目次】 クリックで該当箇所へ移動!
アパート一棟とワンルームマンション投資はどんなもの?
どちらが初心者に向いているのか?
それを考える前に、アパート一棟とワンルームマンションが、それぞれどんな投資なのか?を理解しておきましょう。
一番大きな違いは、その規模です。
アパート一棟は一棟全体への投資、ワンルームマンションは対象の一戸への区分投資となります。
アパート一棟投資って何?
アパート一棟投資とは、アパート丸々一棟を運用する投資です。
土地と建物、及び付属する設備が投資対象となります。
ちなみに、アパートとマンションの違いは、細かくここから切り替わるというような法的な基準はありません。
一般的には、木造や軽量鉄骨で建てられていればアパート。
鉄筋コンクリート、鉄筋鉄骨コンクリートで建てられていればマンション。
ワンルームマンション投資って何?
ワンルームマンション投資とは、マンションの1室を購入し運用する投資です。
建物の保有面積に応じて、土地の所有権が分割されます。
様々なエリアに、複数戸の部屋を所有することも可能です。
エリアを分けることで、地震や火事などによる災害リスクが軽減できます。
一昔前は、一棟に対しての投資がメインであった。
区分投資は、購入のハードルが下がったことにより、人気のある投資手法の1つとなりました
アパート一棟投資とワンルームマンション投資を比較!
どちらの不動産投資にも、それぞれのメリット・デメリットがあります。
どのように違っているのかを比較してみましょう。
アパート一棟投資のメリット・デメリット
<メリット>
- 戸数が多く収益も大きい
- 利回りが高い(新築5%~7%)
- 賃料収入以外の収入も可能(自動販売機など)
- 物件の決定権がオーナーにある
- 減価償却額が大きい
- 出口戦略が売却以外もある
<デメリット>
- 購入金額・借入金額が大きい
- 建物全体の修繕費を一人で負担
- 空室リスクがワンルーム投資より高い
- 融資が受けにくい
- 賃料下落がやや大きい
- 流動性(売却のしやすさ)が低い
ワンルームマンション投資のメリット・デメリット
<メリット>
- 一棟投資より購入金額・借入金額が小さい
- 他のオーナーと分担し修繕費を負担
- 空室リスクが低い
- 融資が受けやすい
- 賃料下落のスピードが緩やか
- 流動性(売却のしやすさ)が高い
<デメリット>
- 1戸からのみの収益
- 利回りが低い(新築3%~5%)
- 賃料収入以外の収入はなし
- 物件の決定権は管理組合
- 減価償却額が小さい
- 出口戦略が売却のみ
「一棟投資」と「区分投資」比較表
これまで挙げたメリット・デメリットを表にまとめました。
比較してみましょう。
アパート一棟投資 | ワンルームマンション投資 | |
購入金額(借入金額) | ×(5000万円~1億円) | ○(1000万円~3000万円) |
賃料収入 | ◎(戸数が多いため大きい) | △(1戸のみの収益) |
利回り | ○(新築5%~7%) | △(新築3%~5%) |
修繕費用(規模) | ×(大きい・一人で負担) | ○(小さい・他のオーナーと分担) |
融資審査 | ×(審査が厳しい) | ○(審査が通りやすい) |
減価償却金額 | ○(大きい) | △(小さい) |
賃料下落 | △(やや大きい) | ○(下落スピードが緩やか) |
賃料収入以外の収入 | ○(自動販売機など) | × |
空室リスク | ○(複数戸で分散軽減) | ◎(駅近で低い) |
裁量権 | ◎(オーナーにある) | ×(管理組合にある) |
流動性 | ×(売却がしにくい) | ◎(売却がしやすい) |
出口戦略 | ◎(売却以外も可能) | △(売却が主) |
比較表で大きな違いが目立つのは、やはり購入金額です。
初期費用の大きさは、投資を行うことに対するハードルの高さと比例するでしょう。
リスクを抑えながら始めやすい「ワンルームマンション投資」
購入金額を抑えてスタートすることができる、ワンルームマンション投資。
空室リスクや賃料下落リスクが少ない、という特徴もあります。
空室には、なりにくいですが、空室となった場合、収入がゼロになるリスクはあります。
昨今、人口減少と言われていますが、首都圏、大都市圏ではその影響は出ていません。
そのため、資産価値が下落しにくい傾向にあります。
不動産価値が長く続くということもあり、返済後から収入源にしようと考える人にも向いています。
ワンルームマンションは、立地条件の良いエリアで投資をするため、地価が上がっていればキャピタルゲインを得られる可能性もあります。
流動性が高いため、売却もしやすいでしょう。
清掃や点検などの管理面は、管理会社に委託している場合が多いです。
初心者が、管理面を気にしないで良いのは、非常にありがたいポイントと言えます。
首都圏、大都市圏では購入金額が高くなるため、利回りは3%~5%と低くなりますが、安定した不動産経営が維持できるという魅力を持っています。
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ハイリスク・ハイリターンで規模拡大「アパート一棟投資」
購入金額が大きいが、賃料収入も大きいアパート一棟投資。
複数戸からの収入があるため、空室が発生した際、賃料がいきなりゼロということは無いでしょう。
ただし、駅から若干離れたエリアに建てることが多いため、空室リスクは大きくなります。
ワンルームマンションに比べて、減価償却額が大きいため、高収入の方は節税メリットも大きく得られます。
年間賃料収入を1000万円以上に拡大したいビジョンがある場合、アパート一棟投資が有効でしょう。
規模が大きいため、売却先が限られ、売却がしにくいでしょう。
しかし、建物と土地を自身が所有していることから、建て直しなどの出口戦略を選択することも可能です。
物件の全てが自分のものとなり、経営に関する決定をする責任も大きくなります。
購入金額が大きいため、成功した際のリターンは非常に大きい!
反対に、失敗した時のダメージも、大きなものになることを忘れてはなりません!
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リスクの低減・回避で選ぶならどっちか?
不動産投資は、
「購入金額が大きいから、始めるのをどうしようかな?」
と考える方もいるでしょう。
そうであれば、リスクを回避できるものは回避し、抑えられるものは低減して決定していきましょう!
今回、リスク対策のポイントとして挙げるのは、購入金額、賃料下落、空室リスク、流動性です。
リスク対策のポイント
- 購入金額 ⇒ 失敗した時のダメージ低減
- 賃料下落 ⇒ 賃料収入水準の確保
- 空室リスク ⇒ 安定経営の継続
- 流動性 ⇒ 出口戦略と撤退のしやすさ
より細かく検討ができる場合は、ぜひ検討することをオススメします!
しかし、初心者が、様々な項目の全てを抑えることは難しいでしょう。
今回は、特に抑えておくべきポイントを絞って考えてみました。
リスクを抑え初心者が始めるなら「ワンルームマンション投資」
前項で、リスク対策のポイントとして、購入金額、賃料下落、空室リスク、流動性を挙げました。
その観点から結論を出す場合、
リスクを抑えて初心者が始めるなら「ワンルームマンション投資」がオススメです。
初期費用を抑え、リスクを小さくしながら、需要の高いワンルームマンションを運用しましょう。
いきなり、一棟投資で大きなリスクを負いながら経営をするより、
リターンが少なくなってもリスクを抑えて経験を積むのが良いです。
また、ワンルームマンション投資は、物件管理を委託するケースが多く、手間がかからない投資です。
多忙な方や、本業のある方には、特にありがたいことなのではないでしょうか。
利回りは小さくても、安定した収益を継続して得やすいため、ワンルームマンションは流動性が高くなります。
流動性が高いということは、信用性が高い投資である証明です。
購入金額が大きいから劣っているわけではなく、賃料収入が大きいから優れているわけでもないです。
メリット・デメリット、得られるベネフィット、リスクから、あなたに合っているのか?実行が可能か?が大事になります。
自身の状況と今後のビジョンから決断をする!
初心者向けのリスクを抑えた不動産投資は、「ワンルームマンション投資」がオススメであると説明しました。
アパート一棟投資と、ワンルームマンション投資には、それぞれメリット・デメリットが存在します。
どちらに取り組むべきなのかは、資金計画、自身の属性(ローンの受けやすさ)、不動産投資の目的など、
投資を行うあなたの状況によります。
将来の方向性として、
- ワンルームマンションの戸数を増やす!
- 一棟投資で大きく稼ぐことに挑戦する!
- 戸建て投資でDIYを活かす!
- 別の投資や副業をする!
などが、選択として挙げられます。
中期・長期のビジョンをもって決断をしましょう!
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まとめ
- ワンルームマンション投資は、購入金額が少なく始めることができる。
- アパート一棟投資は、大きな購入金額が必要となる。
- ワンルームマンション投資は、修繕、点検などの管理の手間が少なく済む。
- 資金計画、自身の属性、不動産投資の目的に応じて、向いている不動産投資は異なる。
- リスクを抑え初心者が始めるなら「ワンルームマンション投資」がオススメ。
リスクを抑え初心者が始めるなら、
「ワンルームマンション投資」がオススメだとわかったと思います。
一棟投資も魅力的だと思いますが、初期費用を抑えてワンルームマンション投資から始めてみます♪
せっかくの投資、大事に考えていきましょう!
不動産投資に向けて、まずは、情報と知識が欲しいところです。
いくつか、オススメを紹介します♪
さぁ、成長に向け、行動に移しましょう!
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