FXを『iPad』で始めました。
『iPad』をFXの経費で落とすことはできますか?
『iPad』はFXのトレードのために使用しているものであれば、購入費用をFXの経費として落とすことができます。
ただし、申告が承認されるか否かは税務署の判断によります。
計上はできても、必ずしも申告が承認されるとは限りません。
「iPadがFXの経費で落とせる理由」、「他に経費で落とせるもの」、「経費で落としたメリット」を説明します。
【目次】 クリックで該当箇所へ移動!
FXで使っているモノが経費で落とせる理由
FXで利益を得た場合は、確定申告が義務付けられています。
FXで得た利益は、所得税のうち「雑所得」として扱われ総合課税の対象となります。
課税対象になるということは、他の所得税と同じように「業務(ここではFXトレード)における必要経費の計上」が可能というわけです。
FXの経費でiPadも落とせる?
FXのトレードに使用している『iPad』であれば、購入費用をFXの経費として落とすことが可能です。
『iPad』に限らず、支出を必要経費として申告する場合は、領収書の保管が法律で義務付けられています。
紙媒体のものはもちろん、紙媒体のものでなければ印刷をして、領収書は必ず保管しておくようにしましょう。
FXのトレード専用に購入したものであれば、購入費用の100%を経費で落としても、申告が承認される可能性が高くなります。
購入費用の全てを経費とする場合、FXのトレードに関係するアプリ以外はインストールしないようにしましょう。
また、取引履歴を印刷して保存しておいてください。
税務署に対して「FXトレードにのみ使用している」という証明ができるかがポイントです。
経費を計上する場合、購入費用が10万円以上の場合は減価償却が必要です。
タブレットはパソコンと同じで耐用年数4年(償却率0.25)で減価償却を行います。
減価償却の計算例
今年度6月に15万円のタブレットをFXトレード用に購入した場合。
購入費用15万円 × 償却率0.25 = 1年分の減価償却費37,500円
1年分の減価償却費37,500円 ÷ 12カ月 × 7カ月 = 21,875円
今年に減価償却費として費用計上できる額:21,875円
- 1年目:21,875円
- 2年目:37,500円
- 3年目:37,500円
- 4年目:37,500円
- 5年目:15,624円
- 1円を残して終了。
プライベートとFXトレードの両方で使用しているものは、「家事関連費」と呼びます。
家事関連費は、購入費用を「家事按分」して費用の計上を行わなければなりません。
家事関連費とは?
個人利用と業務(ここではFXトレード)利用が重なる支出のことを「家事関連費」と呼びます。
家事按分とは
家事関連費を、個人利用の頻度と業務利用の頻度の割合で分けることを「家事按分」と呼びます。
家事按分は、費用の30%から50%で計上することが多いですが、分け方や計算のやりかたに明確な決まりはありません。
タブレットなどの端末の場合は、「トレードに使用した時間」で按分することが可能です。
トレード時間で按分する場合は、日々のトレード時間を記録してトレード履歴と一緒に印刷して保管しておくようにしましょう。
税務署に対して、きちんと申告内容の正当性を主張できるかがポイントとなります。
承認か否かの最終的な判断をするのは税務署です。
税務署の判断によっては、申告が却下されるケースもあることに留意しておきましょう。
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FXの経費で他に落とせるものは?
『iPad』の他に経費で落とせるものの一例を以下に挙げます。
- パソコン
- FXに使うパソコンデスクやデスクチェア
- インターネットのプロバイダー料金
- FXに関するテキストや参考書
- FXに関するセミナー参加費や交通費
紹介したものは一例です。
FXに関係するものに限ります。
FXの経費で落とせた時のメリットは?
FXにかかった費用を経費で落とすと税金が下がります。
税金を圧縮できることが、最大のメリットです。
例として、FXで100万円の利益を得た場合で考えてみましょう。
経費の計上をせずに確定申告をした場合、100万円が課税対象となります。
しかし、経費として10万円を計上して確定申告した場合は、100万円から10万円を差し引いた90万円が課税対象となります。
10万円にかかる税金が節税できたことになります。
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まとめ
- 『iPad』はFXの経費として落とすことが可能!
- 経費の申告が承認されるかは、税務署の判断により否認されることもあり得る。
- FXトレード専用に購入した場合、経費として通る可能性が高くなる。
- 個人利用とFXトレードの両方で使用している場合は、家事按分が必要。
- FXに関係するものであれば、パソコン、書籍、セミナー参加費などが経費となる。
- 支出をFXの経費で落とせた場合、課税対象額が下がり税金の圧縮につながる。
『iPad』の購入費用は経費として落とすことが可能だとわかったと思います。
節税対策にもなるため、『iPad』以外にも必要経費になるものがないかチェックするのがオススメです。
計上しても申告内容が承認されるかは税務署の判断によるんですね。
承認されないケースもあるという点に注意しないといけませんね!
税務署に対して、しっかりと申告内容の正当性を主張できるかがポイントです。
日々のトレード時間などを記録し、証明できるように証拠を残しておくようにしましょう。
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