マイニングで得た仮想通貨は利益になりますか？
確定申告は必要でしょうか？
マイニング（Mining）で得た仮想通貨は、獲得時に利益と判断され課税対象となります。
国税庁の指針「暗号資産に関する税務上の取扱い」に明記されています。
マイニング（Mining）で得た利益の確定申告のやり方と、進め方について解説していきます。
【目次】 クリックで該当箇所へ移動！
仮想通貨のマイニングで確定申告の対象者となる
マイニング（Mining）の報酬として仮想通貨を得た場合、報酬をもらう度に時価で収入として計上しなければなりません。
マイニングで得た仮想通貨を売却し利益を得たら、売却益も課税対象となります。
確定申告に際は、以下の合算で申告をすることになります。
- マイニングで仮想通貨を獲得した時点
- マイニングした仮想通貨を売却した時点
マイニングで得た仮想通貨を売却した際にも、再度税金が発生することを覚えておきましょう！
仮想通貨をマイニングで得たら確定申告が必要な理由
仮想通貨をマイニング（Mining）で得たら確定申告が必要です。
国税庁より「暗号資産に関する税務上の取扱い」で課税対象と定められているからです。
仮想通貨取引は、10種類ある所得のなかで「雑所得」として扱われます。
仮想通貨の取引で、年間利益が20万円以上になれば確定申告が必要です。
受け取っただけなので確定申告は不要というわけではないため注意しましょう！
確定申告をしないと、無申告加算税や重加算税などが課せられることがあります。
本来支払わなくてもよいペナルティにより、利益を減らすかもしれません。
確定申告の対象となった場合は、しっかりと申告をしましょう！
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確定申告時の計算方法
マイニング（Mining）により仮想通貨を得た際は、所得税や法人税の課税対象となります。
マイニングに要した費用については、必要経費に算入できるため費用計上を行いましょう。
マイニングに要した費用は、マイニング用に購入したパソコンや、マイニングした際の電気代などが含まれます。
マイニングの利益計算での注意点は、以下のタイミングで課税対象となることです。
- マイニングで仮想通貨を獲得した時点
- マイニングした仮想通貨を売却した時点
売却益を得た場合は、マイニングで仮想通貨を得た時点と売却した時点を合わせた利益額を申告する必要があります。
例えば、1BTC=100万円の時に、0.1BTCをマイニングしたら10万円が利益となります。
1BTC=120万円に値上がりした際に、0.1BTCを売却すると2万円が売却益となります。
マイニング時の利益である10万円と売却時の利益の2万円を合わせた、計12万円から経費を引いたものが課税対象となります。
計算例
100万円÷0.1=10万円（マイニング収益）
120÷0.1=12万円（値上がり時の時価価格）
12万円-10万円＝2万円（売却益）
10万円+2万円=12万円（課税金額）
マイニング収益10万円+売却益2万円が課税金額となる。
仮想通貨をマイニングした場合の確定申告をする場所
マイニング（Mining）で仮想通貨を取得し確定申告の対象となった場合、確定申告期限までに「所得税の暗号資産の評価方法の届出書」を管轄する税務署長に提出する必要があります。
取引所で仮想通貨を購入した場合でも、マイニングで利益を得た場合でも変わりはありません。
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まとめ
- マイニング（Mining）で仮想通貨を入手した場合は、確定申告が必要。
- マイニングで仮想通貨を獲得した時点で課税対象となる。
- マイニングした仮想通貨を売却した時点で課税対象となる。
- マイニング取得益と売却益の合算金額が、確定申告の対象となる。
- 確定申告は、管轄する税務署へ提出する。
マイニングは仮想通貨の入手手段の1つです。
マイニングで得た仮想通貨は課税対象なので覚えておきましょう。
仮想通貨をもらっただけですけど、確定申告の対象なんですね！
仮想通貨取得時と売却時の両方で、課税対象となることに注意が必要です！
無申告加算税や重加算税などのペナルティを課されないようにしましょう！
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