仮想通貨の送金をしたいけど、失敗したらどうしよう…
仮想通貨は直接、個人間でやり取りが可能です。
銀行など仲介する機関がないため、基本的には手数料は発生しません。
送金が手軽に行えて便利な仮想通貨の送金ですが、注意する点もあります。
「送金を失敗する理由」、「過去の失敗事例」、「失敗時の対処法」、「失敗を防ぐポイント」を説明します。
※この記事は海外の取引所を推奨するものではありません。
【目次】 クリックで該当箇所へ移動!
仮想通貨の送金が失敗してしまうのはナゼ?
仮想通貨をウォレットへ送金したり、取引所へ入金したりなど、仮想通貨を送金する場面は数多くあります。
仮想通貨の送金には、相手先のアドレスと呼ばれるアルファベットと数字の羅列を入力することになります。
アドレスの入力間違いが、仮想通貨の送金失敗の主な原因です。
『ビットコイン(Bitcoin、単位:BTC)』には、ビットコインのアドレス形式。
『イーサリアム(Ethereum、単位:ETH)』には、イーサリアムのアドレス形式。
仮想通貨ごとでアドレス形式は異なります。
例えば、自分のウォレットから、仮想通貨取引所の口座に仮想通貨を送るとします。
手持ちのビットコインを、取引所のビットコイン口座(アドレス)へ送金しようとしている状況です。
他の通貨の入金アドレスや、全く違うアドレスなどに誤って送ってしまうといった失敗が起こりえます。
現在は、多くのウォレットや取引所では、他の通貨のアドレスに送れないようになっています。
ビットコインを他の通貨アドレスに送ることが起こることはありません。
しかし、アドレスミスで送金先を間違えてしまう失敗といったケースはあります。
送金ミスで送られてしまった通貨は、永久に取り戻せない可能性があります。
- 所有者がいないアドレス ⇒ アクセスできない。
- 所有者がいるアドレス ⇒ 返してくれるかは相手による。
所有者がいないアドレスに送ってしまった場合は、アドレスにいくら入っているかはわかります。
しかし、誰もそのアドレスにアクセスすることはできません。
誤送金した仮想通貨は、消失する可能性が高いです。
所有者がいるアドレスに間違って送金してしまった場合でも、仮想通貨が戻ってくる保証はありません。
相手が返してくれるかによるためです。
取引所でも、
「外部ビットコインアドレスを間違えて送付した場合、ビットコインは絶対に取戻せません。送付先をよくご確認願います。」
という注意書きが書かれています。
取引所でも対応は不可能なため、送金時は失敗をしないようにしましょう。
過去にあった送金失敗事例…
仮想通貨の送金失敗事例で、圧倒的に多い原因はアドレスの入力ミスです。
多くの方が、なぜアドレスの入力ミスをしてしまうのでしょうか?
実は、単純な理由だと考えられます。
仮想通貨のアドレスが、複雑な英数字の文字列であるため、入力ミスが起きやすくなっているからです。
ビットコインアドレスは以下のようなものです。
例:『362rm9xUp4xmtt2mc5wt3UJwEEiZ7YGkcC』
アドレスを入力する際、手入力で行うと間違える可能性が高くなります。
間違えたアドレスへ送金をしてしまった場合、以下の2パターンに分かれます。
- 対象アドレスが存在しない場合。 ⇒ 無効なアドレスのため送金不可
- 対象アドレスが存在する場合。 ⇒ 送金成立
対象アドレスが存在しない場合は、手元にお金が戻ってくる可能性が高いので心配はいりません。
しかし、対象アドレスが存在した場合は、問答無用で送金が成立してしまいます。
仮想通貨の送金を失敗すると、所有していた仮想通貨が無くなることを意味します。
送金の際は、「コピーアンドペースト」か「QRコード読み取り」で行うようにしましょう。
手入力をしないだけでも、送金失敗の可能性は減らすことができます!
仮想通貨で送金に失敗してしまった時の対処法
仮想通貨で送金に失敗した場合、大きく分けて2つのパターンに分かれます。
- 対象アドレスが存在しない。
- 対象アドレスが存在する。
1つ目は、送金先のアドレスが存在せず、送金エラーとなり送金が未完了となっているパターンです。
送金後の状況は、送金元の取引所の取引履歴を見れば確認することができます。
送金状況が未完了の状態であれば、アドレスが存在せず送金が完了していない可能性が考えられます。
実際に送金は実行されていないため、送金元の取引所に問い合わせれば仮想通貨を取り戻せる可能性が高いです。
2つ目は、送金先のアドレスが存在していて、送金が完了しているパターンです。
実際に送金が行われているため、仮想通貨が取り戻せない可能性が高いです。
しかし、諦めるのは早いです!
送金した取引所に、仮想通貨を誤送金したと問い合わせを行ってください。
問い合わせでは必ず、「トランザクションID」を伝えるようにしましょう。
トランザクションIDとは、取引量を示すIDでTXIDと表記します。
トランザクションIDは、送金元の取引履歴に必ず載っています。
必ず確認をするようにしましょう。
問い合わせたとしても、仮想通貨を取り戻せない可能性が高いことは覚えておきましょう。
仮想通貨を運用するにあたり、送金ミスは致命的なミスであると胸に刻んで運用することが大切です。
仮想通貨で送金に失敗しないために心がけておくこと
送金失敗で多額の仮想通貨を失わないためには、事前に少ない金額で送金することをオススメします。
例えば、1BTCを送金する様なケースの場合は、事前に0.001BTCの送金をします。
問題無く送金が完了したことを確認してから、残りの金額を送るという方法を取りましょう。
少しの手間と手数料はかかりますが、送金失敗によって仮想通貨を失うことと比べるとやっておいて損はありません。
初心者ではなくても、慣れによる少しのミスで起こってしまうのが送金失敗の怖いところです。
少額送金で確認の癖をつけ、大きな損失を回避するようにしましょう。
\ビットコイン&アルトコイン取り扱い多数!登録無料♪(PR)/
まとめ
- 仮想通貨の送金の失敗は、アドレスの入力ミスによるものが多い。
- 送金ミスは返還されない可能性が高い。
- 致命的なミスを起こさないために、少額送金の確認後に残りを送金するのがオススメ!
仮想通貨の送金失敗は、間違えて送った仮想通貨は返ってこないことが大半です。
少額でテスト送金してから、残りを送るのは良さそうですね!
仮想通貨の取引が増え、送金失敗も増えています。
防ぐためには「アドレスを手入力しない」、「テスト送金の癖をつける」という2点がポイントです。
注意するだけで、送金失敗は防げるでしょう!
\ビットコイン&アルトコイン取り扱い多数!登録無料♪(PR)/
\仮想通貨でかんたんAI投資♪人知を超えた投資戦略を!(PR)/
最後まで読んでくださって、ありがとうございます!よろしければ、ブログやSNSで、「ミヤビ屋ブログ」をご紹介ください!
←ページ上部と下部に「シェアボタン」があります。よろしくお願いします♪