ポイントサイトの収入は一時所得？そして確定申告は必要なの？

ポイントサイトの収入は一時所得扱いになるの？

ポイントサイトから得た収入は、一時所得の扱いになります。

ただし、ポイントのままで貯めている時点では所得にはなりません。

ポイントを換金したり、電子マネー化した時点で収入とみなされます。

換金や交換をすると、一時所得扱いになるということです。

一時所得とは、給与以外の収入で、継続的に発生するものではなく、単発で発生する収入のイメージです。

また、一時所得は、一定の金額以上になると課税されます。

ポイントサイトで得た収入は確定申告が必要？

ポイントを換金（交換）した時点で収入になり、一時所得の扱いになることをお伝えしました。

収入を得たら心配になるのは、確定申告についてでしょう。

確定申告が必要かどうかは、所得金額によって必要かどうかが変わります。

確定申告が必要となるのは、以下に該当する方です。

ポイントサイトだけに関わらず、年末調整をしていない収入がある場合は、その所得が一定金額を超えると確定申告が必要となります。

大まかな説明になりますが、給与所得と退職金所得以外の所得が、20万円以上あった場合に確定申告が必要となります。

所得とは、収入から経費を差し引いた金額です。

計算して算出する必要があります。

計算をして金額が発生する、つまりマイナスにならなければ確定申告が必要となります。

ポイントサイトの場合は、必要経費は無いでしょうから、実質、「ポイントサイトで稼いだ金額－50万円」の計算式でよいでしょう。

計算をするためには、どれだけのポイントを現金や電子マネーに換金したかを、把握する必要があります。

これらのデータは、各ポイントサイトから確認ができます。

ポイントサイトの収入、確定申告をしないと脱税扱いになる！？

所得金額を計算し、確定申告が必要な状況に該当したとします。

その上で、確定申告をしなかった場合、脱税となります。

自覚がない状態でわからずに確定申告をしなかったら、無申告加算税を支払わなければなりません。

また、遅延した期間と金額に応じて、延滞税も支払う必要があります。

もしも、故意に支払わなかった場合、重い罰金が科せられることもあるでしょう。

私の友人のケースになりますが、事例を紹介します。

本業以外からの収入がありましたが、確定申告をしないでいたら税務署から通知が届きました。

友人は、確定申告が必要だと知らなかったため、事情を説明したところ悪質だとは判断されず、延滞税の支払いだけで済みました。

しかし、元々払う必要のないお金を支払い、損をしてしまったわけです。

その際、税務署で説明する際に、証拠となる通帳や領収書などを持っていき、手間も時間もかかっています。

どうなるのかわからず、怖い気持ちと、不安な気持ちが続いたそうです。

確定申告について知らなければ、ポイントサイトでの収入でも、余計な税金の支払いや、脱税とみなされる可能性もあるでしょう。

きちんと、自分の得た収入を把握し、どの程度稼いだら確定申告が必要かの知識も持つことをオススメします。

月に数百円～数千円程度の収入であれば、そこまで心配する必要はないでしょう。

もちろん確定申告は不要です。

知らないでは済ませてはもらえません。

一定の所得を超える場合は、確定申告が必要となることは覚えておきましょう。

１月１日から１２月３１日までの稼ぎが該当するため、期間についても注意しておきましょう。

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まとめ

• ポイントサイトから得た収入は、一時所得の扱いになる。
• ポイントを換金したり、電子マネーなどに交換した時点で収入として扱われる。
• 年間の一時所得が50万円以上、または、本業以外での所得が年間20万円以上の場合は確定申告が必要。
• 確定申告が必要な状況で、しなかった場合は脱税となる。
• 確定申告をしないと、無申告加算税・延滞税・重加算税が課される可能性がある。

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