副業でライターをやりたいのだけど、私でもできるのかな?
未経験の初心者でも、持つべきスキルとコツをおさえられれば始められますよ。
スキルとコツかぁ、なんだか難しそう・・・ライターについてもフワッとしかわからないし・・・
思っているよりカンタンですよ。私だって最初は初心者だったけど、書けるようになりました。
ライターとは何かから、必要なライティングスキルやコツについて説明していきますね。
読み終わるころには、立派な副業ライターの誕生です。
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ライターってなんだろう?
ライターとは、文章を書く人の総称です。
テーマによっては調べたり、インタビューしたりすることもあり、企画・取材・調査も仕事に含まれることもあります。
企業に所属している人、組織に属さずフリーランスで仕事している人、ブログやSNSで発信している人など様々です。
最近では、副業としてサラリーマンや主婦が、スキマ時間を利用して仕事をしているケースも増えてきています。
ライターで人気のジャンル5選!
- WEBライター:Web媒体に、テーマに沿った記事を書く。自分の知識や経験をもとに書くが、知らないことは調べて書くこともある。基本はパソコンで仕事をするので、自宅などでも取り組める。
- シナリオライター:アニメやドラマや映画などのシナリオを書く。副業で人気があるのは、ゲームやYouTubeなどの台本製作である。楽しませる内容が求められ、センスが必要である。
- トラベルライター:旅行での、出会った人やモノに対して記事を書く。Webサイトだけではなく、雑誌・パンフレットなどの紙媒体に書くこともある。自分で撮った写真を使うこともある。
- セールスコピーライター:商品やサービスのレビューや宣伝を記事にする。メルマガ・ダイレクトメール・ランディングページなどに書く。セールスライティングスキルが求められる。
- 美容ライター:商品やサービスの体験したレポートや、専門家へインタビューし記事を書く。専門性があり、安定して仕事をするには、トレンドへのアンテナの高さが大事。
他にも以下などがあります。
- 節約・投資・保険の金融系
- ダイエット・健康食品・病気の健康系
- 暮らし・学習・子供の生活系
- 車・ファッション・アウトドアの趣味系
Webライターと紙ライターの違い
パソコンやスマホで目にしている、記事はWebライターが書いた記事です。
新聞や雑誌などに載っている記事は、紙ライターが書いた記事になります。
Web:無料で読めるので読むことに対する意識は高くない。難しい文章にストレスを感じやすい傾向がある。
紙:お金を払っていて、読むことへの意識が高い。難しい文章を自分で調べて理解しようとする傾向がある。
つまり、Web媒体で記事を書く場合は、「やさしい表現でわかりやすい」ことが求められます。
Webライティングとは?
Webライティングとは、「検索エンジンの検索結果の上位に表示させる技術」のひとつ。
検索エンジンが読み取りやすいように、文章を整えることが必要となる。
検索エンジンは、読者にとって読みやすく、役に立つ、質の良い記事を評価する傾向にある。
つまり、Webライティングとは、「読者が読みやすい記事を書く技術」のことです。
Webライターに向いているのはどんな人?
Webライターに向いている人の特徴を挙げてみます。
- 文章を書くことが好き:好きな方が継続できる。
- 本や文章を読むことが好き:調べたり、勉強したり読むことも多い。
- 何かを調べることが好き:テーマの知識や情報不足を、調べることも多い。
- 一人でコツコツ作業をすることができる:調査し、記事を書くというルーティンになる。
- 相手の立場で論理的に説明できる:ターゲットの立場でわかりやすい説明が求められる。
- サービス精神が旺盛:読んだ後に読者が持つ疑問に先回りして答えを用意する。
最初は特徴に該当していなくても、Webライターを続けているうちに、行動は習慣になり、いつしか自分の特徴に変わっていくはずです。
Webライターは向いていそうでも、なさそうでもできますが、続けていくことが一番大事と言えます。
副業ライターのメリットとデメリット
どんなメリットがあるの?
未経験者でもはじめられる
調べながら記事を書くことができ、テーマも様々なものがあるので未経験者でもできる。
働く場所と時間を自分でコントロールできる
パソコンかスマホがあればできるので、場所も時間も選ばず仕事ができる。
本業に合わせて仕事量を調整することもできる。
ライティングスキルが上がる
わかりやすい文章が書けるようになる。
報告書や企画書作成や、プレゼンなどのビジネスシーンでもライティングスキルは役立ちます。
書いた分だけ知識が増える
調べた情報をインプットし、情報としてアウトプットする。情報はアウトプットする時に知識としてより定着する。
Webマーケティング、SEOスキルなども身につく。
仕事の幅が広がる
マーケティングやWebメディアなどの知識もみにつくので、新たな分野で活躍できる可能性が広がる。
転職で選べる業界が広がります。
どんなデメリットがあるの?
納期に追われる
体調不良や本業でのトラブルが発生した場合でも、納期は待ってくれません。
自己管理も大事ではありますが、納期が近い案件を抱えすぎず、余裕をもって取り組む工夫も必要です。
プライベートと副業のメリハリがつきにくい
場所や時間を選ばずできるので、その反面切り替えがしづらいこともあります。
ネットサーフィンをしていたが、いつの間にか記事テーマの情報収集になっていたり、その逆になっていたりもあります。
ある程度、ライティングのための時間と作業スペースを決めておくのも、一つの対策です。
副業ライターの始め方
副業ライターを始めるにも、何もなしでいきなりは難しいです。
基礎学習してから、記事を書くことをオススメします。
ライティングスキルの基礎学習
この記事での説明から、記事を書ける人もいると思いますが、もっと詳しく知りたいという人へは、本を読んで学ぶことをオススメします。
<書籍紹介>20歳の自分に受けさせたい文章講義
「嫌われる勇気」の著者、古賀史健さんが書かれた本です。
話せるけど書けない、その理由が書かれており、気持ちを文章にして伝える方法と書くためのノウハウがわかります。
<書籍紹介>新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
株式会社ナターシャが運営する、ナタリーの初代編集長、唐木元さんが書かれた本です。
構成や接続詞の使い方や、文章作成が上手い人が実践していることが書かれています。
未経験者向けの本なので、読みやすいです。
<書籍紹介>沈黙のWebライティング
京都のWebプランニングチーム「ウェブライダー」代表、松尾茂起さんが書かれた本です。
ライティングスキル全般から、Web向けの文章の書き方、SEO対策の説明も豊富です。
会話形式のストーリー仕立てなので、漫画のような読みやすさがあります。
記事を書いてみる
クラウドソーシングで仕事を受ける
クラウドソーシングを通して、仕事を受注し記事を書きます。
様々なテーマの中から選べ、未経験者でも可能な内容もあります。
以下に、知名度の高いクラウドソーシングサービスの登録方法の記事のリンクを貼っておきます。
クラウドワークスとランサーズは、どちらも利用者もクライアントも多くオススメです。
ブログやSNSで発信
「いきなり仕事をするのはちょっとなぁ・・・」という人は、ブログやSNSで書いて練習するのはどうでしょうか?
自分の文章を、不特定多数に発信し読んでもらう経験になります。
必要なツール
パソコンかスマホは、記事を書くにも、仕事を受注するのにも必要となります。
その他、使用の可能性があるツールは以下です。
- プリンター:印刷し推敲や、レイアウト全体の確認などで使用する。スキャン可だと尚良い。
- カメラ:テーマ、依頼内容によっては自分で写真を用意するケースあり。スマホでも可。
- ボイスレコーダー:インタビューする場合は必須。会話しながらのメモは初心者には難しい。
スマホだけでも、記事を書くことはできますが、ライティングのスピードが遅くなるので効率よく仕事をしたいのであれば、パソコンでの作業がオススメです。
必要な5つのライティングスキル
ライティングスキルは色々ありますが、初心者が抑えておくべきライティングスキルは以下の5つです。
文章の型をうまく使う
「書き方がわからない人は、文章の型を知らない人」です。
テンプレートに沿って、書いてみると初心者でもスラスラ書けるようになります。
今回は「PREP法」を紹介します。
PREP法は以下の順序で書いていきます。
- 結論(Point):テーマの結論。結論を先に説明する。
- 理由(Reason):結論に至った理由を説明する。
- 具体例(Example):具体例を示し、結論と理由を補強し説得力を上げる。
- 再結論(Point):再度結論を説明し、全体をまとめる。
< 例 >
結論:朝食はきちんと食べることをオススメします。
理由:なぜなら、脳の活動にはブドウ糖が必要であり、集中力に大きくかかわるからです。集中力が上がれば作業能率も高まります。
具体例:例えば、ブドウ糖を単純に摂取するのであれば、ジュースやアメを食べればよいですが、効率よく体の中でブドウ糖を利用するにはビタミンB群が必要です。
再結論:ですので、朝食をきちんと食べることをオススメします。
結論を先に述べて、その後の理由や具体例がどのようにつながるのかを、わかりやすくします。
流れが大切なので、ストーリー仕立てで進行していくとより、わかりやすいです。
はじめは、既存のテンプレを使い基本を使いこなせるようにし、その後は自分なりの改善を加えより良いものに、いずれはオリジナリティのあるものややり方を生み出すことが理想です。
見出しを決める
つづいて、本文を書く前に見出しを先に決めていきます。
見出しは文の前にある、内容が一目見てわかるタイトルのことです。
記事のテーマに沿ったキーワードを見出しに入れ、全体の流れを決めます。
「誰に向けて何をどの順番でどれぐらい」を考えると書きやすくなる。
- 誰に向けて:ターゲット
- 何を:テーマ
- どの順番で:見出しを置く順番
- どれぐらい:文章の量
見出しは、具体的な数字(説得力)を入れたり、疑問形(共感を得る)で投げかけたりすると読んでもらいやすくなります。
わかりやすく説明する
わかりやすく説明するには、わかりやすい日本語を使いましょう。
むずかしい表現は使わず、誰にでも理解しやすい表現を多く使います。
箇条書きや、リスト表記を使い、要点を整理するのも良いでしょう。
また、悩みや疑問には、具体的な解決策を用意しましょう。
漢字とひらがなの量に気をつける
漢字とひらがなの量に気をつけましょう。
漢字では難しく感じるところが、ひらがなではわかりやすく感じます。
普段使用しない漢字は使わないようにしましょう。
ビジネスの全体像を捉える
文章を書くことの目的や、クライアントの意図を考える習慣をつけましょう。
どんな目的があるのか?どんな結果になって欲しいのか?を理解して記事を書くのと、そうでないのでは大きな差が出てきます。
もっと大きな話では、特定のテーマに関する依頼が多い場合は、関連する分野が流行っていたり成長していたりするのかな?など背景が理解できるかもしれません。
疑問は成長につながるチャンスです。
副業ライターの注意点とコツ
注意点とコツを知ることで、より良い記事が書けるようになるので紹介していきます。
量より質が大事
文字数を意識しすぎると、内容が薄くなりわかりづらくなることがあります。
ムダに何度も同じ言い回しを繰り返し、意味のない表現で文字数を稼ぐのは避けましょう。
何を伝えたいのかが、わからなくなります。
慣れるまでは好きなジャンルに取り組む
知らないことや、好きではないことは筆が進みにくいものです。
好きではないジャンルでは、書いても文章量が足りなかったり、仕上がりが悪かったりしやすいでしょう。
また、好きなジャンルについては、調べることも苦になりづらいです。
ライフワークバランスにも気をつかう
副業を頑張りすぎて、本業に支障が出るようでは長く続けることはできません。
また、寝不足で体調不良となり、冴えない頭で質の悪い記事を書くことももったいないです。
一日にまとめて6時間作業して、翌日に影響が出る様なら、毎日1時間ずつ取り組む方がよいでしょう。
何ごともバランスが大事です。
同じクライアントから案件を受注する
自分に合っている、親切なクライアントと仕事をすることができたなら、継続して仕事をもらえるようにしましょう
同じクライアントと仕事をするのは、仕事の流れも雰囲気もわかっているので仕事がしやすいです。
信頼度も上がり、報酬の単価も上がる可能性もあります。
添削をしっかりしてくれるクライアントだと、ライティングスキルも上がるでしょう。
受注する時に書きやすくするコツ
クライアントから、テーマの他に小見出し(入れるべき内容)をもらうと、クライアントの意図を汲んだ記事が書きやすくなります。
チャットやメールで不足なら電話をする
チャットやメールでも、意思の疎通は十分にできることも多いです。
ですが、話が噛み合わずすれ違っていると感じるなら、直接電話などで対話することをオススメします。
内容を理解しないまま、記事を書くとクライアントの求めているものとかけ離れ、リライトすることになります。
納期をきっちり守る
ビジネスの上で契約は重要なものになります。
納期日を理解したうえで契約をするのですから、納期はきっちり守りましょう。
クライアントとの信頼に関わり、納期をしっかり守るライターだとわかってもらえれば、継続して仕事をもらえるようになります。
約束は守る!社会人としてのマナーですね。
知識や経験が不足している記事を書くコツ
ライターを続けていく中で、自分の得意でないテーマや、未経験のテーマについて記事を書くこともあると思います。
その場合は、どこで調べればいいか?がわかっていれば、それほど困りません。
たとえば、書くテーマの関連キーワードでGoogle検索をしたり、蔵書数の多い図書館で参考となる本を探したりできる手段を用意することです。
まとめ
- 「結論、理由、具体例、再結論」の文章の型を使えば、ライティングすることができる。
- 記事テーマに沿った見出しを作り、全体の構成を考える。
- むずかしい表現は避け、誰にでも理解しやすい表現をつかう。
- 漢字とひらがなの量に気をつかい、普段使わない漢字は使わないようにする。
- 書くことの目的や、クライアントの意図を考えながら記事を書く。
- 納期が近い案件を抱えすぎず、余裕をもって取り組み、納期はきっちり守るようにする。
記事を読んで、ライターとは何か?Webライターに必要なライティングスキルやコツについて理解できたと思います。
文章の型を使って、読んでくれる人にわかりやすく!これなら、私でもできる気がします!
スタートさえしてしまえば何とかできてしまうものです。まずは、はじめてみましょう!
最後まで読んでくださって、ありがとうございます!よろしければ、ブログやSNSで、「ミヤビ屋ブログ」をご紹介ください!
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